卵巣がん 費用

女性であれば誰もが気を付けなければならない病気の一つに、「卵巣がん」があります。現在、子宮がんについては、市のがん検診などを利用して定期的に検査を受ける人が増えていますが、卵巣がんとなるとどうでしょうか?

検査を受けたことがない、どこで受ければ良いかわからない、どのくらいの費用がかかるのか不安、という風に思っている人は多いのかも知れません。発見が遅れれば命の危険が高くなる可能性のある卵巣がん、今回は卵巣がん早期発見のために欠かせない、がん検査について気になる事を調べました。

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卵巣がんとは?

妊娠に大きく関わる卵巣という臓器、女性の体内での大きさは、ほんの2~3センチほどです。卵巣は体内でも腫瘍(できもの)が出来やすい部位として知られていて、できた腫瘍のうち悪性のものが「卵巣がん」という事になります。

卵巣では腫瘍ができても、初期のころはなかなか症状が出てくることがありません。腫瘍が大きくなってくると卵巣自体も大きくなるために、周辺臓器や腹部を圧迫し、腹部の膨満感、(膀胱を圧迫するために)頻尿、下腹部のしこりなどの症状が出てくるようになります。こういった症状が感じられるようになっている頃には、病気としてのがんが進行している可能性があります。

年代的には40歳代から発症率は増加し、50~60歳代が一番多くなっています。卵巣がんというのは他のがんに比べて、初期症状や自覚症状に乏しいという特徴があります。そのため、自発的な発見が難しい病気でもあり、子宮がん検診など他の病気の検診時に偶発的に見つかることが多いと言われています。

自覚症状が感じ取りにくい上に、見つかるころには病状が進んでいるという厄介な病気でもあるため、できる限り早期の発見に努めたい病気でもあるんです。では、卵巣がんの検査はどこで、どのようにして受けられるのでしょうか?

卵巣がんの検査はどこで受ける?検査方法は?

子宮がんの検査に関しては、市や会社の検診を通して受けたことがある人も多いとは思いますが、卵巣がんの検診となるとどうでしょうか?「卵巣がん検診」なんて、あまり聞いたこともないように思います。では、どこでどのように受けるのかというと、検査自体は子宮がん検診などと同じように、婦人科や産婦人科で受けることになります。

ただ、「卵巣がん検診」という名前での検査は行っていない病院がほとんどだと思われ、たいていは子宮がん検診時に一緒に卵巣の様子もチェックしてくれたり、それ以外では自己申告によって検査してもらう事になるでしょう。

検査方法には問診、内診、直腸診、超音波検査、CT、MRI、血液検査などがあり、卵巣に出来た腫瘍が良性か悪性か、悪性であれば転移の有無などを調べることになります。

卵巣は骨盤内の奥まったところに位置しているため、卵巣にできた腫瘍の良性か悪性かの判断はつきにくく、手術を行い切除部分の病理検査をしなければ最終的な判断はできません。

卵巣にできる腫瘍の8割ほどは良性の卵巣嚢腫であると言われていますが、腫瘍の大きさ、硬さ、内容物によっては悪性が疑われるため、手術などの治療方法がとられます。卵巣がんは自覚症状を感じにくい病気ではありますが、疑わしい所見が少しでもある場合は、積極的に受診、検査を受けた方がよさそうです。

卵巣がん検査の費用の話

上記にて、卵巣がんの検査の方法について簡単にまとめてみました。病院によっては、子宮がん検診時に一緒に卵巣の状態もチェックしてくれることがあるようですが、多くは自己申告によって検査を受けることになるでしょう。

ここで注意しなければならないのは、自己申告によって検査を受けることになると健康保険の対象にならないという事です。健康保険というのは、体の不調や異常などを感じて医療機関を受診した時に適用になるのであって、何も問題が起きていない時に「調べたい」と言って検査を受けるのでは対象にはならないのです。

そのため、病院にて検査のみを受ける場合は、3000~5000円程度の金額を自己負担しなければならないでしょう。

上記ではいろいろな検査方法があることを書きましたが、最初からすべての検査を行う訳ではありません。問診、触診、超音波検査などを最初に行って、腫瘍の有無などを確認し、悪性が疑われる場合や、さらなる検査が必要と判断された場合にCT、MRI、血液検査等に進むのが一般的のようです(進んだ検査を受けることになると、さらに2~3万円程度の費用が必要になるでしょう)。

検査には多少の出費が必要となりますが、特に40代以降の女性は、早期発見のためにも1年に一回などと決め、定期的に検査を受けたほうが良いかも知れません。

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