レビトラ バイアグラ

誰しも性に関する悩みの一つや二つ、持っているものだと思います。それはちょっと気になる程度のものから、病院を受診しなければならないほど深刻なものまで、さまざまです。男性の性に関する悩みの中には、近年、EDに関係するものが増えているようです。

EDとは勃起障害のことで、近頃では不妊症の原因としても良く聞かれるものとなっています。このEDという状態、薬を服用することで改善が見込めますが、現在では多くの種類の薬が存在しています。どんな薬があるのか、どのような効果が見込めるのか、ここではレビトラとバイアグラという2種類の薬について、比較してみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

EDとは?どんな状態?原因は?

「ED」というと、人によっては「恥ずかしいもの」と感じ、症状を自覚してはいても、誰にも話せずにいることもあるかもしれません。EDと聞くと、どちらかと言うと中高年層に当てはまる症状のように思うかも知れませんが、近年では若年層にもEDの症状を訴える人が増えているそうです。

そして、EDが原因の不妊症も増えているそうなんです。

EDと言うと男性器の勃起が成立せず、性行為が行えない状態を指しますが、挿入までは行えても射精に至るまでにダメになってしまうような場合も含まれます。また、勃起までに要する時間がかかり過ぎるのも、EDの症状の一つだと言われています。

勃起と言うのは視覚や聴覚から得られた性的興奮が脳に伝わり、脳からは神経を通じて信号が発せられ、その信号が陰茎へと伝わることで起こります。信号を受け取った陰茎では、海綿体に存在する動脈に多くの血流が流れ込み、その結果、男性器が勃起するという仕組みになっています。

EDの原因として言われていることには、神経系へのダメージ(ストレスなどの心因的なものなど)や動脈硬化などの血管、血流などへのダメージがあります。特に心因的なものが原因になっているEDは、若年層にも増えているというのが現状のようです。

現在、EDに効果的な治療薬が数多く開発されていて、それらの薬を利用している人も増えています。どんな薬があるのか、どのような効果があるのか、下記にまとめました。

参考 治療薬だけ欲しい!ED治療は泌尿器科に行かないといけない?

EDの治療薬とは?どんなものがある?

EDの治療薬として内服薬が誕生したのはそう遠くない話で、アメリカで発売が開始されたのが初めてのことで、1998年のことだそうです。日本で使用の認可が下りたのはその翌年の1999年であり、「バイアグラ」という薬が最初です。

現在、日本の病院やクリニックで処方されているED治療薬は、バイアグラ、シアリス、レビトラの3種類です。これらの治療薬の有効成分はそれぞれ異なりますが、EDに対してどのように働くか、その効き目のメカニズムは良く似ています。

勃起の仕組みとして、脳から性的興奮が信号として陰茎に伝わると、陰茎の中では「環状グアノシン一リン酸」という血管を拡張させる物質が増加します。

血管が拡張されることで血流が陰茎に流れ込み、勃起が起こる訳ですが、開いた血管はずっとそのまま、という訳にはいかず、性的興奮が収まると環状グアノシン一リン酸を破壊する「PDE5(ホスホジエステラーゼ5番)」という酵素が放出され、その結果、血管の収縮が起こり勃起が収まります。

この血管を拡張させる役目のある環状グアノシン一リン酸を放出する量に問題が生じるのがEDであり、環状グアノシン一リン酸を壊す働きのあるPDE5を阻害する働きをもつ薬がEDの治療薬という事になります。

ED治療薬は、メカニズムは似ていても有効成分の違いから、その効き方には差があります。以下にレビトラとバイアグラの効果について、比較をしてみました。

レビトラとバイアグラ、その効果を比較!

レビトラとバイアグラ、その歴史はバイアグラの方が古いのは上述の通りです。バイアグラが開発された当初、ED患者にとって夢の様な薬とされ、多くの人の希望となりました。

レビトラはバイアグラの次に誕生したEDの治療薬であり、バイアグラの短所を補助するような効き目があると言われています。それぞれの治療薬の効き目には少しずつ違いがあり、それは効果が発現するまでに要する時間であったり、持続時間であったりします。下記にそれぞれの特徴についてまとめました。

バイアグラ

有効成分はシナルデフィルクエン酸塩。ED治療薬として世界で初めて発売された薬。服用のタイミングとして、性行為の1時間前が推奨されている(空腹時は30分程度前で作用する)。効果の持続時間は最低で5時間程度とされている。尚、食事によって効果が半減する可能性があるため、空腹時の使用が推奨される。食後であっても、2時間ほど空ければ服用が可能(効果が見込める)。

レビトラ

有効成分は塩酸バルデナフィル水和物。バイアグラの次に開発されたED治療薬である。服用のタイミングは性行為の1時間前、空腹時は20分ほど前とされており、バイアグラよりも即効性がある。効果の持続時間は、10mgを使用すれが最低で5時間程度だが、20mg使用時には最大10時間程度の持続が見込める。食事による影響は受けにくいが、空腹時の方が効果を実感し易い。

バイアグラとレビトラの一番大きな違いは、即効性と食事の影響の有無です。レビトラの方が効果が発現するまでの時間が短く(即効性が有り)、食事による影響を受けにくい(食事をとっても効果にあまり違いが出ない)とされています。

両者とも血管の拡張作用があるため、顔のほてりや目の充血、動悸、頭痛といった副作用が報告されています。それぞれに併用が禁忌とされている薬もあるため、自己の判断での服用は避けるべきです。

効き目に関しては、個人の体調、体質によっても変わってくるので、どちらが合うのかは使ってみないとわからない部分があります。実際に場面によって使い分けをしている人もいるようで、医師の処方のもと、両方を試してみるのも良いかも知れません。

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