精液検査 費用

不妊治療と聞くと「女性が受けるもの」と思っている人はまだまだ多いかも知れません。近年日本では、不妊治療を受けている夫婦と言うのはとても多くなっていて、治療の理由の約半分は男性不妊が原因とも言われています。

男性も女性も不妊治療を受ける上でまず大事になってくるのが、不妊の検査です。男性の不妊検査と言えば、「精液検査」はマストな検査項目です。

もし精液検査を受けることになると、どんなことをするのか、どの程度の費用が必要なのかなど、気になる事も出てくるはずです。

そこで今回は男性の不妊検査のマスト項目である「精液検査」について、気になるお金の話を調べてみました。

不妊は女性だけが原因ではない!?

不妊大国とも言われている日本において、不妊治療を受けている夫婦と言うのは増加傾向にあります。不妊の原因は様々ありますが、最近良く言われているのは晩婚化や晩産化など、夫婦の高年齢化によるものが多くなっているという事です。

少し前までならば、妊娠・出産は女性が行うものであることから、不妊治療というと「女性が受けるもの」と考えている人も多かったはず。

しかし、不妊の原因の約半分は男性由来のものであり、不妊治療は夫婦一緒に受けるのが一般的です。女性の妊娠率というのは年齢と共に下がってゆき、40代での妊娠というのは数字的にはとても厳しいものとなっています。

これには体や肉体的な衰え以外にも卵子の老化なども原因と言われていますが、なにもこれは女性だけの問題ではありません。当然男性でも高齢になってくると、体の衰えと共に精子にも衰えや老化が見られるようになってくるのです。

精子の質と言うのは男性不妊に大きく影響していて、精子力をアップさせることが妊娠率アップにつながることもあります。もしなかなか子供ができずに悩んでいるという事があれば、女性だけでなく男性も一緒に不妊の検査や治療を受けることが大事です。

精液検査とは?どんなことをするの?

不妊の検査を受けることにしたならば、男性が避けて通れないのは「精液検査」でしょう。中には、精液検査を受けることを頑なに拒否するような男性もいるかもしれません。男性にとって精液や精子に関係することは、とてもデリケートな問題なのでしょう。

また、どんな風に検査をするのかわからないから不安に思うところもあるのかも知れません。私自身、不妊治療の経験者であり、主人も精液検査を受けたことのある一人ですが、検査自体は苦痛を伴うようなものではなく、また、本人が病院に出向くことも無かったので、個人的な感想を言えばとても簡単で楽にできる検査であったと思います。

具体的な方法としては、病院側から用意された容器にマスターベーションにて精液を採取し、指定された時間内に精液を持ち込むだけです。病院側から指示されることは何点かあるものの(採取時の注意点や、持ち込みまでの時間や温度管理など)、男性は自宅で精液を採取するだけという手軽な検査と言えます。

病院側から指示された時間内に精液を持ち込めない場合に限り、直接病院で採精する必要が出てくるかも知れませんが、基本的に自宅でリラックスした状態で採精できるので、検査自体に不安になる必要はあまりないのではないでしょうか?

▼参考 精液検査に必要な量は?結果が出るまでにかかる時間とは

精液検査に必要な費用の話

不妊治療と言うと、「高額な医療費がかかる」というイメージを持っている人もいるかも知れません。実際に高度な生殖医療を受けることになると、健康保険の対象にならない治療が増えるため、高額な医療費が必要になる事もあります。

しかし、不妊治療の最初の段階であるタイミング治療や基本的な不妊の検査に関しては、保険の対象になるものも多くあるので、そこまで費用の心配をする必要はないでしょう。男性不妊検査の精液検査も、基本的な内容に関しては健康保険の対象となり得るので、自己負担金額は少なくて済みます。

病院によっても変わってくるとは思いますが、だいたい1000円くらいの支払いで済むことが多いでしょう。基本的な精液検査では精液中の精子数や精子の運動率などを検査してくれますが、さらに精密に検査をすることになると保険の対象外となることもあり、より高額な費用が必要となります(ばらつきがありますが、3万円程度かかることもあります)。

費用に関して不安があれば、検査を受ける前に医師や看護師に確認することもできるので、検査の内容をしっかりと把握し、自分が受ける必要があるのかどうか判断することも大事です。

▼参考 タイミング法の初診時の注意点や費用は?