はじめまして。私は現在、不妊治療中の34歳の専業主婦です。

結婚したのは33歳の時で、それまでは保育士として働いていました。

仕事は好きでしたが、重いものを下げたり、走ったり、夏は半日近くプールに入りっぱなしな体をハードに動かす日々に、「このままでは妊娠できない!」と、年齢的な焦りもあって仕事を辞め、不妊治療を始めることにしました。

(実際、保育士で流産経験のある方や仕事を辞めたら妊娠したという方は多いです)

私が不妊治療を始めた3つの理由とは

私が不妊治療を始めた大きな理由が3つありました。

  • 1つ目は先にも書いた仕事のこと。
  • 2つ目は主人の性行為障害(ED)のため、夫婦生活が持てなかったこと。
  • 3つ目は兄夫婦も顕微授精で3人の子供を授かっており、身近に相談できる相手がいて、治療に抵抗感がなかったことがあります。

主人のEDの治療から開始

初めは男性不妊として、主人の方を投薬治療していこうと夫婦で話をしましたが、効果はありませんでした。

それから母や義姉にも相談して、不妊専門の病院を探して受診を決めました。

初めて来院して問診票を書いた時、夫婦生活の頻度を書く時、”0”と書かなくてはならないことがとても辛かったです。

受診してしばらくは、血液検査ホルモン検査子宮卵管造影検査など色々な検査続きでした。

主人は「まずは自分のED治療をしてからだ!」という考えであること、それに対し、私は「待ちきれない」ことを医師に告げました。

医師の判断はED治療よりも人工授精を優先

そうしたら、医師の方から「男性側の問題を解決するより、射精できれば人工授精などの方法もあるから、あなた(私)の年齢的なこともあるしそちらで進めましょう」と言われました。

そして、まずは主人の精液検査をすることになりました。

主人の精液検査の初めての結果は…

精子の量や数は問題ないけれど、運動率が非常に悪く、直進運動率は0.4%というものでした。

これに主人は呆然としていたのを今でも覚えてます。

医師から「精液所見は体調にも左右されるから、何回か様子を見ましょう」と言われました。

精子の運動率を上げる方法を模索

今はネットでいろいろ調べられるので、精子の運動率を上げる方法を探しました。

しかし、良いとされる食事は主人が嫌がりました。

主人は肥満気味だったのですが、肥満の人は精子の運動率が下がると病院でも減量を勧められました。

でも、食べることの大好きな主人は「病院は脅すのが仕事だ」と開き直って減量する気はありませんでした。

私にとっては「夫婦二人のことなのに、どうして協力してくれないの!?」と、とても歯がゆかったです。

辛うじてやってくれたことが亜鉛のサプリを摂ることでした。

亜鉛サプリのおかげ?なのか次の検査では精子の運動率が若干回復、そして人工授精へ

サプリメントが効いたのかはわかりませんが、次に精液検査を受けた時は運動率が30%台まで回復していました。

運動率は平均からすればまだ低いですが、最初の散々な結果を思えば、ものすごくホッとしました。

EDでタイミング療法は無理だったので、人工授精から治療が始まりました。

人工授精の流れとしては…

  • だいたい生理後14日後に来院してエコーで卵の発育を見てもらいます
  • それに合わせて次の来院を決めます。
  • いざ人工授精予定日が決まれば、排卵誘発の注射を打ちます。

私は排卵予定が近づいていてもなかなか卵が育っていないことも多く、「また明日もう一度来てください」と連日病院に通うこともしょっちゅうでした。

そのような感じだったので、「いつ人工授精をする!」と明確な日にちを主人に伝えることができなかったのが、主人にとってはストレスになっていたようです。

人工授精のために

主人の出勤時間が早朝6時ということもあり、精液を容器に採ってくれるのが早朝の4時から5時(!)でした。

人工授精する時くらい有給使って欲しいと頼みましたが、休めないの一点張り。

病院からは「2時間以内の精液を用意してください」と言われていたのに、9時からの受診開始ではどうしたって4、5時間以上は経っていることは私にとっての不安でした。

病院によっては、あまりに時間が経ちすぎた精液は断られることもあるそうですが、私の通院している病院では「ご主人の無理のないように、用意できるもので治療を進めていきましょう」と言ってくれたので安心できました。

案の定、精液の状態は良いものではなかったですが、「人工授精はできるから大丈夫」ということで初めての人工授精に臨みました。

人工授精は洗浄した精液をカテーテルで膣内に注入するので、痛みなどは特にありませんでした。

人工授精後の私の身体の症状や様子など

人工授精後、2週間ほど胸のムカつきや匂いに敏感になるなどの症状があり、「もしかして!」と期待してましたが、生理が来てしまい、その時はボロボロと泣きました。

人工授精での妊娠率は8%程、3回ほどの挑戦で妊娠する人が多いと聞いていたので、まだ1回目と自分を落ち着かせて、次回に臨みました。

私は4月に初めての人工授精をしてから6月まで計3回、人工授精に挑戦しましたがダメでした。

7~9月は3連休と排卵日が重なってしまい、病院が日、祝は休診日だったので、タイミングが合わず人工授精を受けることができませんでした。

体外受精の説明会へ参加

10月にもう一度人工授精に挑戦してダメだった時に、先生に病院でやっている体外受精の説明会に参加したいと申込みました。

体外受精にステップアップすることは、私の体への負担も増えることだと分かっていたので、主人にも無理を言って一緒に参加してもらいました。

治療方法や治療費の具体的な内容がわかったことで、体外受精に対する不安感はだいぶ減りましたが、主人は話を聞いても意味がわからないと言ってましたが・・・

体外受精のための準備を始める

11月に来院した時、先生から体外受精を勧められ、そのための投薬や注射などのホルモン療法で、準備を約1ヶ月進めました。

採卵のスケジュールはHMG法で、11個採れたうちの2つが奇形で、結果9個の卵を得ることができました。

卵管造影検査も痛かったですが、採卵がとんでもなく痛かったです…!

あまりの痛さに顔をしかめていると先生が「○○追加して」と言っているのが麻酔で朦朧としている中聞こえてきました。

麻酔が切れかけてたのかしら?

その後、6個が受精し胚盤胞まで無事に進むことができました。

卵巣が腫れていたので、6個全てそのまま凍結し、次回移植することになりました。

人工授精と比べると、体外受精は経済的、肉体的にとても負担がかかります。

男性からすると妊娠は他人事なので、主人には、採卵時の体の負担や妊娠までのタイムリミットなど理解してもらえなくて辛かったです。

やはり、パートナーからの理解と労りの言葉があるとないのでは、治療を受ける女性の精神的ストレスの有無が変わってくると思います。

私にとってはこれらのことが悩みの種でした。

まだまだ治療中ですが、移植する時を緊張しながら待っています。期待しすぎても良くないのかもしれませんが、楽しみでもあります。

これから不妊治療を受けようとされている方へ少しでも参考になれば幸いです。