「今の状態で自然に妊娠することは非常に難しい」

そう医師に言われたのは、半年前のことです。

昨年結婚し、年齢も考え永年勤めていた会社を退職し、子作りに向けて体調を整えようと思っていた矢先のことでした。

卵管閉塞、卵巣周囲癒着が判明し体外受精を勧められる

元々、生理痛がひどく子宮内膜症の疑いがあり、ピルや漢方、鎮痛剤を飲んでいました。

なんとなく、内膜症のことが気がかりで、夫には言わずに病院を受診しました。

そこで事情を話したところ!

医師からは検査を勧められ、翌日には卵管造影検査をしました。

結果、卵管閉塞、卵巣周囲癒着が分かり、子供を望むのであれば、腹腔鏡による外科的手術か体外受精を勧められました。

頭が真っ白で涙を堪えるのに必死でした。

夫に検査結果を伝え話し合った結果、私達は体外受精を選ぶことにしました。

夫と話し合い体外受精することを選択!

さっそく次の周期から始めることになり、まずはショート法を試みました。

生理3日目頃から約10日間、点鼻薬と筋肉注射を続けます。

注射は肩かお尻ですが、肩だと痛みがしばらく残ったため、左右のお尻に交互にしてもらいました。

注射は痛いですが、初めてなので「これをすれば妊娠できるんだ!」という期待だけで乗り越えた気がします。

そして、卵胞が大きくなった頃、夜に最後の注射をして、36時間後に採卵です。

採卵日当日

採卵は麻酔をかけるため朝から絶飲食、ノーメイクでした。

点滴をし、酸素マスクにモニター…と少し大掛かりな感じもしますが、膣や卵巣に針を刺す訳ですから大事ですよね。

当の本人は採卵中は麻酔で眠ってるので全然記憶にないんですが。初めての採卵で採れた卵は3つ。

人工授精の結果は??

3つの卵のうち2つが受精し、1つ移植し、もう1つは培養を続けました。

でも途中で成長が止まってしまい、子宮に戻した受精卵も着床はしていませんでした。

診察室で陰性を告げられた時の、頭が真っ白になる感覚、涙が溢れてくる感じは、自然妊娠は難しいと告げられた時と同じ感覚でした。

「誰が悪いわけでもない」そう思っていながらも、期待していた分だけ悲しみも深く、1週間近く泣き続けました。

  • 「妊娠できない自分」
  • 「自分の価値」

いろんなことを考えました。

この思いは不妊治療を経験した方にしか分からないと思います。

体外受精のために身体を根本的に改善しようと決意する

散々泣きはらした後は、次の体外に向けて自分の体を変えていくことに気持ちを切り替え、鍼治療に通うことにしました。

週2回通い、数カ月後に2度目の採卵にチャレンジすることも決めました。

鍼の先生の考えは「まずは自分が健康な体になることが大事。自分が健康でないと、もう一つの命を育てることはできないよ。」ということ。

全くその通りだと思いました。

それからは、普段の食生活や栄養面にも気をつけました。

2回目の採卵日

このようにして体調を整えて、採卵日を迎えました。

結果、5つの卵が採れ、4つが受精。

その4つ全てが胚盤胞まで育ち凍結することができました。

病院の医師によると、受精卵のグレードも良く十分に期待できるとのこと

まさか自分達の受精卵が胚盤胞に育ってくれるなんて。今は胚移植に向けて、また体調を整えているところです。

  • 「まずは自分が健康であること」
  • 「いい状態で赤ちゃんを迎えられるよう」

それを第一に、赤ちゃんの卵をお迎えに行く日を楽しみに頑張ろうと思います。