人工授精

不妊治療を始めると、まず行われる治療はタイミング指導です。

⇒ タイミング法のやり方と必要な物は?費用はどれくらい?

タイミング指導でうまくいかなかった場合、あるいは男性側に原因が
認められる場合(精子の数や運動量の問題)や、女性側の頸管粘液
分泌量に問題がある場合などには、人工授精を勧められることになります。

私の場合、特に夫婦ともに検査の結果に問題が見当たらなかったため、
タイミング指導をしばらく受けていましたが、正常な妊娠には至らず、
人工授精を受けることになりました。

治療を始める前は、不妊治療には
どんな内容のものがあって、治療に痛みは伴うのか、リスクはあるのかなど、
不安や疑問だらけでした。

ここでは、人工授精に対する不安や疑問を
少しでも解消してもらえるよう、私の人工授精の体験を書いていきたいと
思います。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

人工授精とは痛みを伴う治療なのか?

病院で治療を受けるとなると、気になることの一つに「痛み」があると
思います。女性は男性に比べると、痛みに強い!などと言われることもある
みたいですが、そこは個人差、やはり痛いものは痛いですよね。

では人工授精を受ける際、痛みは感じるのか、またその程度はどのくらい
なのか、経験をもとに感じたことをまとめてみました。

人工授精は、男性の精液をカテーテルと言う細長い医療用の管を使って、
女性の子宮内に注入することで、処置が完了します。痛みを感じるとすれば
、カテーテルが挿入された際に、子宮までの通り道に傷がつく時ぐらいでは
ないかと思われます。私が病院側から受けた説明では、この処置で痛みを
感じることはほとんど無いとのことでした。

人工授精を8回経験していますが、一度も痛みを感じたことはありませんでした。処置自体も、診察台に上がってから終了まで時間にして2~3分程度で、あっという間に終わった!というのが正直な感想です。

もちろん感じ方には個人差がありますし、病院や医師の腕も多少関係あるのかもしれませんが、痛みについてはほとんど心配することはないと言って良いと思います。また、緊張感から体が硬くなると、挿入時に痛みを感じることがあるようなので、なるべく体の力をぬいてリラックスした状態で治療を受けるのがベストです。

⇒ 人工授精って痛くないの?費用はどれくらい?

処置後に出血はある?どの程度?

前述のとおり、人工授精ではカテーテルを使って子宮内に精液を注入するのですが、その時に、カテーテルの通り道である膣や子宮壁を傷付けてしまうことがあります。その結果、処置後の何日間かに少量の出血が認められる場合があります。

量としては、ナプキンを使用するほどではなく、オリモノシートなどで対応できるくらいでしょう。病院側からは、2~3日少量の出血があることがあるが、特に問題はない、との説明を受けました。

また、診察後には抗生物質が処方されるので、それを3日間服用するよう指示されます。万が一出血が止まらなかったり、出血量が多い場合はすぐに医師に相談することおすすめします。

私が受けた8回の人工授精で、処置後に出血があったのは2~3回程度です。
量も極少量で、病院側から受けた説明のとおり、その後何も問題は起きませんでした。

人工授精を受けることにリスクはあるのか?

人工授精を受ける際に、リスクとして病院側から受けた内容について、下記に紹介したいと思います。

①排卵誘発剤の副作用

多くの病院では人工授精を行う際に、排卵誘発剤を併用していることと思います。私が処方されていた排卵誘発剤は、クロミッド(クロミフェン)と呼ばれるもので、最もよく使われている薬の一つです。

クロミッドを服用すると、排卵が安定したり、良好な卵胞が育つため、妊娠率を上げる目的で処方されるのですが、複数個の卵胞が育つことがあり、自然妊娠の場合に比べて、多胎妊娠の確率があがります。

また、クロミッドの服用が長期にわたってくると、頸管粘液不足を起こしたり、子宮内膜が薄くなるといった副作用も報告されているようです。

②感染症の可能性

処置の際、使用する器具などに菌が付着していることがあり、それが原因で感染症を引き起こす可能性があります。

主に上記の様なリスクを説明されましたが、私にあてはまるものはなく、今までにトラブルや問題が発生したことはありません。

初めて治療を受けることになると、いろいろな不安が出てくると思いますが、人工授精による治療は不妊治療の中でも安全で、比較的安心して受けることのできる治療だと思います。

痛みやリスクについても、過度に心配するようなことはありませんので、必要があれば積極的に受けてみてはいかがでしょうか。

⇒ 人工授精当日の待ち時間は?どれくらいかかる?