冷え性改善 妊活

最近よくテレビやニュースなどで聞く「妊活」ですが、妊活と聞いてどんなことを想像するでしょうか?読んで字のごとく「妊娠するための活動」であることは間違いありません。では具体的にどんな活動をすれば良いと思いますか?食生活に気をつけたり、睡眠時間に注意したり、健康に気遣ったライフスタイルに変えたりと、やることは様々です。

現在の日本は世界でも有数の不妊大国と言われていて、その不妊の割合は7~8組に1組とも言われ、大変多くなっています。今すぐ妊活を始める方も、将来のために妊活を考えている方も、まず始めて欲しいことの一つに「冷えないからだ作り」があります。東洋医学においては、冷え性は不妊の原因のひとつで、体が冷えている女性は子供を授かりにくいと言われています。そこで今回は、妊活の中でも重要なことの一つである「冷えないからだ作り」、冷え性の改善方法について考えてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

なぜ体が冷えると(冷え性になると)不妊につながるのか

私が小さい頃、よく祖母に言われていたことの一つに「女性は下半身、特に腰周りを冷やしてはいけない」というのがありました。当時はなぜだろう?と疑問に思うこともなく、また言われたからといって特に気をつけて過ごすこともしていませんでした。

その言葉の意味を痛感したのは、30代に入り私が「不妊」だとわかってからです。妊活を始める前、私の生活は結構乱れていたと思います。共働きで忙しかったこともあり、外食が多く、睡眠時間はあまりとれず、アルコール(特にビール!)が好きで、夕食時には必ずといっていいほどアルコールを摂取していました。それまで私は自分が冷え性であると認識したことはなく、「冷え」に対してかなり鈍感でした。私が冷え性であるとわかったのは、妊活を始めたことをきっかけに通い始めた漢方内科で、医師に指摘されてからです。自覚症状が無く体の内部が冷え込んでいる人を「隠れ冷え性」と言うそうで、私はまさにその状態でした。

思い返してみれば、忙しいのを理由に栄養の偏った食事を採り、運動不足のため筋肉は落ち(=代謝も落ちる)、好きなだけアルコール(ビールは体を冷やす飲み物と言われている)を摂取する日々・・・。不健康なだけでなく、当然体も冷え切っていたことでしょう。

「冷え」自体を自覚してはいなかったものの、体の不調は至る所で感じていました。肩こりがひどく、頭痛があり、目の下にはいつもクマがあり、顔色もどちらかと言うと青みがかった感じでした。慢性的に体が冷えていると、私と同じようにいろんなところで体の不調を感じるようになってきます。また、体の内部まで冷えていると言うことは、妊娠するために大切な臓器である、子宮も冷えていることが十分考えられます。

冷えは血行不良を起こすため、十分な量の血液が子宮に届かず、その結果子宮自体の動き、働きが弱まり、妊娠力が落ちるということになりかねません。女性が腰周りを冷やしてはいけないのは、このためだったんですね。

冷え性改善のために実践したこと!

女性にとって体を温めることは、妊活上とても大事な事だとわかりました。では、今冷えを感じている、または妊活のために冷え性を改善したいと思っている人は、実際に何をすればよいのでしょう。以下、私が実際に実践した方法です。

①とにかく体を温める
今、自分のお腹やお尻など服の下に隠れている部分を触ってみてください。手のひらの温度に対して冷たいと感じませんか?お腹はおへそより下が特に冷たくないですか?冷たいと感じる部分は冷えているはずです。夏であっても腹巻をしたり、靴下を履いたり、とにかくまずは冷えている部分を外側から温めることです。

②食べ物や飲み物に気を付ける
夏場はもちろんのこと、冷たい飲み物を多くとっていたりしませんか?食べ物や飲み物には、体を温めるもの、冷やすものがあります。夏だからと言って冷たいものばかりとっていては、体の内部から冷えてしまいます。できる限り常温のものを飲んだり、体を温める食材を積極的に摂取しましょう。

③適度な運動を心がける
仕事や日々の生活が忙しく、運動不足になっていませんか?運動不足は筋肉を落とし代謝を下げます。筋肉が少なくなると体は熱を発することができなくなり、冷えの原因にもなります。できる範囲で体を動かし適度な筋肉を維持することが大事です。

いかがでしょうか、少し日常生活で気をつければ実践できそうなことばかりだと思います。まずはどれか一つからでも始めてみることをお勧めします。

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実際に効果のあった改善方法は?

上記改善方法を実践してみて、私が冷えに対して一番効果を実感できたのは、「適度な運動」だと思います。もちろん、体の外から温めること、食生活に気をつけることも実践しつつですが、軽い運動をしてみると、自分の体が如何に運動不足で筋肉や体力がなかったかを実感させられました。

最初の頃は軽い運動でも息があがり、すぐにばててしまっていたのですが、続けていくうちに体が軽くなる感じがあり、爽快感もありました。もともと代謝も悪く夏でも汗をかくことはほとんどなかったのですが、冷え性改善を意識しだしてからは、少しずつ汗もかけるようになってきました。ちょっとでも実感できることが増えてくると、さらに良い状態にもっていこうという意欲にもつながります。妊活を意識するだけでなく、健康的な生活のためにも冷え性改善にトライしてみてください。

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