人工授精後の過ごし方

不妊治療、人工授精をしているが、お酒が好き!という方は結構いるのではないでしょうか?私もその中の一人で、もともとお酒をたしなむのがすごく好きで、以前は毎晩ほとんど欠かさずお酒(特にビール!)を飲んでいました。

不妊治療を始めることになり、人工授精にもチャレンジすることになったのですが、治療中の飲酒は大丈夫なのか・・・。常識的に考えれば飲酒や喫煙は避けるべき嗜好だと思うのですが、念のため医師に可否を質問してみると、飲酒に関して少し意外な回答が得られました。

そこで今回は、人工授精後の過ごし方やアルコールの摂取について、気になるところをまとめてみました。

人工授精後の生活、気をつけることはある?

初めて人工授精の処置を受けると、その後の生活の仕方をどのようにすれば良いのか、またやってはいけないことなどがあるのか、気になるところだと思います。

人工授精では、排卵日前後に男性の精液を採取し、女性の子宮内に人工的に注入することで処置は完了となるわけですが、その工程が人工的なのであって、その後の妊娠に至る経過は、自然妊娠が成立する過程と変わりありません。

では、人工授精後の生活において、何か気を付けることはあるのでしょうか?答えは「特に何もない!」です。と言うのも、自然妊娠の経過、過程と同じなのであれば、過ごし方、生活においても同じはずだからです。

自然妊娠した場合、妊娠に気が付くのは早くても次の生理が来る頃ですし、それまでの間いつもと変わらない生活をしているはずです。

病院でも、処置後の生活について何か気を付けることはあるのか確認してみましたが、「普段通りの生活をしてください」との回答でした。何となく治療後は安静にしていた方が良いような気になってしまいますが、安静にしていようが、普段通りの生活をしていようが、妊娠率に変化はないそうです。

また、治療の直後に動いてしまうことで、せっかく注入した精子が流れ出てしまうのではないかと不安になる人がいるそうですが、そんな心配も無用のようです。多少流れ出てしまうことはあっても、十分な量は子宮内に留まるので心配ないとのことでした。

人工授精後のアルコールは控えるべき?

お酒が好きな私にとって、治療中にお酒を飲んでも良いのかということは、大変気になることの一つでした。一般的に考えて病院で治療を受けている最中にアルコールを摂取することは良いこととは思えません

頭の中では理解しているつもりですが、私にとって飲酒はストレス発散法でもあったので、少し勇気をだして医師に質問してみました。「妊娠とアルコールの因果関係はまだはっきりしていないので、飲まないことがストレスになるのであれば、飲んでも良いのではないでしょうか?でも毎晩浴びるように飲んではだめですよ!」との回答でした。

正直、絶対にダメだといわれると思っていたので、すこし驚きでした。

人工授精では処置後から薬の服用を指示されることも多いので、薬剤師の方にも同じ質問をしてみたところ、薬の服用期間中はなるべく避けたほうが良いのでは?との回答でした。絶対にダメではないけれど、避けた方が賢明ということでしょうか、結局は自己判断のもと少量の飲酒であれば問題なし!という結論に達しました。

考えてみれば、自然妊娠される方でも、よく妊娠に気づかずにアルコールを摂取してしまったが大丈夫か?と心配になることがあると思いますが、判明してから飲酒をやめれば問題ないといわれることがほとんどですよね。

結果として、当時の私は人工授精後の3日間は飲酒をやめ、その他の薬服用期間は、どうしても飲みたいときだけ少量飲む、という風にルールを決めて飲んでいました。薬の服用期間に飲酒するときも、飲酒後2時間以上経ってから薬を飲むようにするなどしていました。

そのようにすることで、体調に変化があったり問題が起こったことはありません。また、私は人工授精で妊娠することはありませんでしたが、それは後にわかった別の原因があったためで、飲酒は関係ないと思われます。

⇒ 人工授精治療中の飲酒はダメ?悪影響はある?

ルールを決めてストレスフリーで過ごすことが大事

人工授精後はいつもと変わらない生活をしても良いものの、過度な飲酒は避けるべきです。もし飲み会などの予定があって飲酒が避けられない状況があったとしても、何かしらの理由をつけてコップ1杯程度にしておくなど配慮した方がよいでしょう。

また私のように、飲酒が楽しみでストレス発散になっているような人であれば、自分の中でのルールをしっかり決め、それ以上飲むことがないよう楽しみながら少量を摂取することは問題ないと思います。なるべくストレスになること自体を避け、ゆったりした気持ちで過ごすことが大切なのではないでしょうか。

⇒ 人工授精当日の朝の過ごし方、注意点ややるべきことは?