人工授精

現在の日本は「不妊大国」と言われていて、7~8組に1組は不妊であるという事実を知ってましたか?不妊治療のため専門の病院に通うと、その患者の数の多さにとても驚かされます。

不妊治療に関して以前より多くニュースやテレビでその話題を扱うようになって来ましたが、それでもどこか他人事のように思って、自分が不妊かもしれない、と思うことは少ないかも知れません。

かつて私も、自分が不妊で悩むことになるなんて、まったく考えたことはなかっものです。

不妊治療を開始すると、すぐにその成果は出ず、結局約5年間もの時間を費やしました。不妊治療は長くかかる人にとっては、辛く苦しい道のりです。

また、自分の努力や苦労に対し、なかなか結果がついてこないものになることがあります。通常の生活から考えると、治療によるストレスも多く感じるかもしれません。

とはいえ、不妊治療中にストレスを抱えることは、結果に良い影響を与えないと言われています。できればストレスを貯めこまずに治療に専念したいですよね。そこで今回は、不妊治療の一つである人工受精治療中に、私が実践したストレス解消法を以下にまとめてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

治療のどんな時にストレスを感じる?

人工授精の治療中、具体的にどんなところにストレスを感じるのか・・・。

それは個人によって様々な意見があると思います。

私は過去に8回の人工授精の経験がありますが、治療自体に関しては、最初に想像していたものほど大変さを感じたことはありませんでした。

基本的に人工授精を受けた後の生活は、いつも通り過ごしてくださいと病院側からは言われるのですが、その間にも薬の服用があったり、注射を打つために通院したりと、まったくいつもと同じ生活が送れるかというと、そうでもありません。

治療中には1ヶ月の間に通院しなければならない日にちが5~7回ほどあります。女性の体のリズム(排卵のリズム)に合わせて通院の予定が組まれるわけですから、病院の予約に合わせた生活になってしまいます。

また、通常通りの生活をするように言われても、飲酒の問題、運動の問題、どこまでOKなのかなど、悩んだりもします。私の場合、病院での内診、自分の予定が病院にとられること、病院での待ち時間、好きなお酒が毎日飲めなくなること、というのがストレスに感じていた部分でした。

⇒ 人工授精治療中の飲酒はダメ?悪影響はある?

私のストレスを解消法!

私の場合、上記のような理由で治療中にストレスを感じていた訳ですが、ずっとその状態でいることは、治療に対し良い影響はないとわかっていたので、少しでもストレスをためないよう自分なりの解消法を考えてみました。

人工授精の治療というのは、1回で結果が出る方ももちろんいますが、通常何度か回数を重ねて結果を出すような治療となります。また、1回目の治療に失敗しても、続けて2回目の治療に臨むことが可能ですが(状態によっては不可の場合もあります)、人工授精の治療というのは自費治療になります。

⇒ 人工授精は医療費控除の対象になる?

当然、自分で2周期連続で治療をするかどうか判断できます。私は、ここであえて1周期治療をお休みすることをしていました。子供が欲しい気持ちはずっとありますし、1日でも早く授かりたいとも思っていました。

しかし、連続で治療を続けることになると、うまくいかなければ沈んだ気持ちで過ごすことが続くことになり、それがストレスになると思ったのです。あえて1周期お休みをすることで、その間に気持ちをリフレッシュしたり、好きなお酒を楽しんだり、治療中に敬遠しそうなことをするようにしていました。それから次の周期には新たな気持ちで治療に取り組めていました。

周りの協力が大事

不妊治療中は、とにかく女性がストレスを感じる場面がとても多いでしょう。婦人科の診察、治療というのは、ただでさえ女性にとって行きにくい、受けるのが不快なものです。

不妊治療ともなれば通院の回数も増えますし、治療の苦痛、結果が出ないことへの焦り、時間・お金の心配など、とにかくストレスの種はたくさんあります。

不妊治療にとって、ストレスは良くない!わかっていても、さまざまな場面で感じずにはいられません。人工授精中であれば、早期に結果が出ればよいですが、何度もトライすることになるのであれば、私のようにお休み期間をいれてリフレッシュするのも良いかもしれません。

不妊治療が中心の生活になってしまうと、どうしても息が詰まってしまいます。焦る気持ちはわかりますが、少し立ち止まって休息することも心にとって、とても大事なことなのです。

また、不妊治療では周りの方のサポートがとても大切になってきます。不妊治療は一人でがんばるものではありません。パートナーはもちろん、肉親、友達など、相談できる相手を必ず見つけておき、愚痴でもなんでもかまいません、話を聞いてもらえる環境を作ってください。それだけでも気持ちはずいぶん落ち着きますし、話をすることが治療中のストレス解消にもなります。

⇒ 不妊治療の解決のために心がけたい5つの日常生活のポイント