人工授精 成功確率

不妊治療を進めていく上で、まず最初に行われる治療はタイミング指導です。それでもうまくいかない場合、多くの方は人工授精を勧められることになります。

統計によると、一ヶ月間の夫婦生活で妊娠に至る確率は20~25%程度といわれています。では人工授精による妊娠率はどのくらいでしょうか?

私が通っていた病院では、一回の人工授精で妊娠に至る確率は6~15%程度であると説明されました。この数値をみてどう思ったでしょうか?

多くの人は「そんなに低いの?」と思ったに違いありません。また、人工授精では回数を重ねるごとに、トータルの妊娠率は上がりますが、一回あたりの妊娠率は下がっていくというデータも出ています。

となれば、一回あたりの成功率を少しでも上げたいと思いますよね。そこで今回は成功の確率を少しでも上げるために、今すぐできること!をまとめてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

まずは検査を受けるところから始めよう

人工授精の治療は、男性の精液を採取し、洗浄・濃縮を行い、それを人工的に女性に子宮内に注入する、ということ以外、自然妊娠の過程と変わりませんので、より自然に近い治療法であると言えます。ではどういった時に効果を発揮する治療法なのでしょうか?主な適応には、軽度の男性不妊と女性側の頸管粘液分泌不全などがあげられます。

このような原因がわかっている場合にはより効果的な治療法であると言えますが、不妊の検査を受けてみなければわからいことです。

ご自身、もしくはパートナーが不妊について悩んでいるのであれば、まずは検査を受けることが妊娠率をあげる近道でしょう。悩んでいる間にも年はとっていきます。

加齢が不妊の一因になっていることは皆さんよくご存知のことと思います。将来妊娠、出産を希望しているのであれば、自分の体を知るために検査だけでも受けておいて損はありません。早めの検査・治療の開始で妊娠率に差はついてきます。

⇒ 人工授精が成功する確率は?30代40代と妊娠率は低くなっていく?

妊娠し易い身体作りを目指そう

先ほども少し触れましたが、人工授精による治療は比較的自然妊娠に近いものです。となれば、最近テレビなどでも良く聞くようになった「妊活」が人工授精においても、妊娠率をあげる「妊娠し易い身体作りに」有効であると言えそうです。

妊活と言っても何をすれば良いのかと、そんなに気負うことはありません。例えば体を温めて冷えにくい身体を目指すのも妊活ですし、最近運動不足気味だなぁと思うのであれば、できる範囲で適度な運動をすることも妊活です。

今まで自分本位で健康に気を遣った生活ができていない、ということはありませんか?妊活はまず、今現在の生活習慣を見直すところから始めて行くことです。

健康的な生活習慣が身につけば、自然と妊娠し易い身体になってくるはずです。冷え性を改善する、食生活に気を付ける、適度な運動をする、睡眠時間をしっかりとる、など自分にできることから今すぐ始めてみましょう。

また、妊活は女性だけがするものではありません。男性も上記のことを意識して、また過度の飲酒や喫煙に気を付けるなど、パートナーと共に協力することが大事です。

⇒ 妊活のためにやった冷え性改善方法とは?

ストレスフリーな生活を心がけること

仕事上で、家族間で、近所付き合いで・・・現在の社会ではストレスを感じることがとても多いことでしょう。ストレスによって体調を壊すなんてことは良く聞く話で、妊活においてもストレスが良い影響をもたらすことはありません。

また、不妊治療をしていると、焦りや苛立ちから、治療によるストレスを抱えることも少なくなりません。しかしストレスを抱えたまま人工授精などの治療にチャレンジしても、なかなか良い結果はついてこないかもしれません。成功率にも影響してくるでしょう。

治療中は特に、どのようにしてストレスを発散するのかが大事になってきます。ご自分のストレス発散法をお持ちですか?何でもいいので見つけてみましょう。

ちなみに当時の私の場合、パートナーと一緒にウォーキングをすることがストレス解消法の一つでした。適度に体を動かすことは少なからず体に爽快感をもたらしてくれましたし、妊活の面でもおすすめです。

またパートナーと一緒に行うことで継続し易くなりますし、会話をする時間も増えます。不妊治療ではどうしても女性側のストレスが高くなります。できるだけ男性は話を聞いてあげたり、気遣う気持ちを持って接してあげてください。

⇒ 人工授精中のストレスを解消するためにやったこととは?