人工授精 運動

普段から体を動かすことが好きで、運動することがストレス発散法!と言う方はたくさんいらっしゃると思います。運動といっても軽いものからハードなものまで種類は様々で、ジョギングであったり、テニスであったり、水泳であったりと、自分にあったものを楽しんでいることでしょう。

楽しみの一つである運動ですが、不妊治療をしている間もいつもと変わりなく続けることはできるのでしょうか?治療期間中は、普段何気なくしている行動が、大丈夫なのかどうか気になってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、不妊治療である人工授精の治療中に運動をしても良いのかどうかについて、医師の話や私の過去の治療経験をもとに下記に書いてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

人工授精とは?どんな治療法?

まず人工授精について、どのような治療法なのか実際に私が過去に受けたものを簡単に説明します。人工授精では女性の排卵の時期に合わせて通院、治療の予定を組みます。

生理開始3日目付近より排卵誘発剤を服用し、卵胞を育てます。排卵日が近くなると何度か通院を重ね、超音波エコーなどで卵胞の大きさなどを確認し、排卵日を特定します。排卵日が特定されればその日に通院し、事前に採取しておいた男性の精液を洗浄・濃縮し、精子の濃度や運動率を高めてから女性の子宮内へ直接注入します。

その後必要があれば黄体ホルモンを補充するための薬を服用したり、注射を受けたりします。ここまでで人工授精の治療の1周期の流れが完了となります。人工授精では精液の調整の部分で、医療の力を借りてより授精能力の高い精子を子宮内に届けるというということをしますが、その後の授精、着床、妊娠成立の過程は自然妊娠のそれと変わりはなく、不妊治療の中ではより自然妊娠に近い治療法という事になります。

人工授精後に制限されることは?プールはだめ?

では、人工授精の治療中、治療後に運動についての制限はあるのでしょうか?私が治療後に受けた病院側からの説明では、特に制限はありませんでした。

ただし、治療当日に関しては注意事項があります。人工授精では精液を注入する際、カテーテルと言われる医療用の細い管を使用します。カテーテル挿入時に、通り道に傷がつき出血を起こすことがあります。

そのため処置当日は、傷口から細菌などが侵入することを防止するため入浴を禁止されました(シャワーは可能)。

また、3日間の抗生剤の服用も指示されました。このことから、処置当日に関してはプールでの水泳もやめておいた方が賢明でしょう。翌日以降に関しては、いつも通りの生活をして大丈夫とのことでしたので、運動や水泳に関しても特に問題はないでしょう。

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適度な運動で心も体もリフレッシュ

不妊治療中はただでさえストレスがたまりやすく、運動がストレス発散法という人にとってそれを制限されてしまうとなると、余計に気分が落ち込んでしまうことになりかねません。

しかし上記のとおり人工授精というのは、より自然妊娠に近い治療法であり、自然妊娠時の生活を考えると特に運動が制限されるという事はありませんよね?処置の当日のみ我慢すれば運動、水泳も特に問題がないと言っていいでしょう。

ただし、体が動かなくなるくらいハードな運動をすることは控えておいた方が良いかもしれません。それによって体を壊しては元も子もありません。

適度な運動は身心ともに爽快感をもたらしてくれます。また、体を動かすことによって筋肉量は増え、代謝が上がり血流もアップするので、妊娠し易い身体づくりにも効果的でしょう。

治療中は何かと気がかりなことが多いものです。やってもいいこと、ダメなこと、心配になる気持ちはわかりますが、特別いつもと違うような生活をしない限り、通常通り過ごしていれば問題ないと言って良いでしょう。過剰に心配するのはやめ、自分に合ったストレス発散法を取り入れ、結果が出るまでの期間を過ごしましょう。

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