人工授精 胸の張り

不妊治療をしていると、何といっても一番気になるのはその結果です。治療がうまくいき妊娠が成立しているのか、またはうまくいかずスタート地点にもどるのか・・・。毎回判定の日が待ち遠しくて、仕方がありませんでした。

判定日までの間はいつもより体調の変化が気になってしまうことでしょう。少しでも体調に変化が有れば、その変化が成功の証なのか、失敗の証なのか、気になって人の経験談を検索してみたり・・・。

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そこで今回は、人工授精後の胸の張りや痛みといった体調の変化について、それがどういったことを示しているのか、過去の経験をもとに下記に書いてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

生理周期で感じる胸の張りや痛み

女性の方であれば、生理周期に何かしらのトラブルを抱えている人は多いのではないでしょうか。

例えば、生理前になると普段よりイライラすることが多くなったり、あるいは肌あれが起こったりするなどです。これらの症状はPMS(月経前症候群)として知っている人も多いかも知れません。

PMSの症状は本当に個人差が大きく、多種多様です。しかし、よく聞くPMSの中には「胸の張りや痛みを感じることがある」というのを聞きます。生理前に胸の張りや痛みが起こると、もうすぐ生理が始まるのだと予測できてしまうこともあるでしょう。

私もPMSとして生理前に胸の張り感を自覚していた一人ですが、私の場合は毎月ではなく、胸が張る月があれば張らない月もあり、そのことだけで生理の前兆とは言い切れませんでした。

では毎回生理の前兆として胸の張りや痛みを感じていた人が、人工授精の治療を受けることになったとして、治療後に胸の張り、痛みを感じた場合、それは治療の失敗(=生理の始まり)を意味するのでしょうか?下記にて考察してみました。

人工授精の治療後に感じる胸の張り、痛みは失敗の証?

人工授精の治療を受けた後と言うのは、結果の判定日まで本当に体調の変化が気になるものです。

私には過去に8度の人工授精の経験がありますが、毎回治療後には些細な変化にも敏感になり、少しでもいつもと違う事を感じれば、成功の兆しなのか、失敗の兆しなのかと気にしていたものです。

治療後に胸の張り感や痛みを感じることもありました。しかし上述の通り私の場合、生理前に胸の張り感を感じることもあれば、そうでない月もあり、それが成功を示す変化なのか、失敗を示す変化なのか、判断はできませんでした。

PMSとして胸の張りや痛みを感じている人にとっては、それが治療後に起こる事で「生理が来る」=「治療の失敗」と感じることがあるのかもしれません。

しかし、妊娠の超初期症状として、胸の張りや痛みを感じる人も居ます。治療後の体調の変化というのは、どんなことでも気になってしまい、治療の結果に結び付けてしまいたくなります。

しかし、胸の張りや痛みがあるだけでは、それが成功なのかあるいは失敗なのか、判断することはできません。体調の変化を感じることは大事ですが、そのことで一喜一憂するのではなく、やはり判定の日まで気にし過ぎることなく過ごすことが大事なのだと思います。

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治療中に胸が張る原因として考えられる事

先ほど、PMSや妊娠の超初期症状として胸の張りや痛みを感じる人がいる、と書きましたが、その他にも原因として考えられることはあります。

人工授精の治療においては、女性ホルモンの服用や注射での治療が良く行われています。私が過去に受けた治療にて服用、もしくは注射にて投与された薬には、クロミッド、ルトラール、HCG注射、HMG注射などがあります。

それぞれ、排卵誘発剤、黄体ホルモン剤、黄体ホルモン分泌を促す注射、卵胞の成長・育成を助ける注射、などと説明を受けました。

その中でも黄体ホルモン剤であるルトラールに関して、こちらの薬は治療後から服用を指示されたのですが、作用としては子宮内膜を厚くしたり、基礎体温を高温にキープしたりと、妊娠を助けてくれる、妊娠を継続し易くする薬として処方されました。

薬には副作用が必ずあります。当然ルトラールを服用することで、何かしらの副作用を感じる人も中にはいるようです(私は一度も副作用を感じたことはありませんでした)。

先ほども書いたように、ルトラールは黄体ホルモン剤であるので、妊娠の成立・継続に一役買ってくれます。その過程として、胸の張りや痛みを感じることがあるそうです。

それが副作用なのかどうかはわかりませんが、もし黄体ホルモン剤の服用を指示されているとすれば、胸の張りや痛みはその作用が関係しているのかも知れません。

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