タイミング法

最近の日本では、晩婚化、晩産化が進んでいるという事をテレビのニュースなどで良く見聞きします。実際に自分の周りの人たちでも、初婚が30代を過ぎてからという人がほとんどで、妊娠出産に関しても30代半ば~後半で初めて経験したという人も少なくありません。

女性が社会に進出して活躍しているというのは、とても喜ばしいことだと思います。しかし一方で、女性だけに限らず男性も同じですが、年齢を重ねていくと妊娠すること自体が難しくなっていくという現状があります。

その結果、不妊治療を行うカップルも決して少なくはありません。不妊治療の最初のステップとして知られている「タイミング法」ですが、年齢によって困難だったり、成功率に差は出てくるのでしょうか、下記にまとめてみました。

⇒ 
3段階の不妊治療を理解しよう:タイミング法・人工授精・体外受精

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

いつ不妊治療の病院を訪れるべきか

3年間、避妊を行わず普通に夫婦生活を持って妊娠に至ることがなければ、不妊の可能性があると言われています。

仮に31歳で結婚し、3年後には34歳になっています。そこから不妊治療を始めることになると、すぐに結果がでれば良いですが、何らかの原因・疾患があり治療が長引くことになれば初産はいつになるでしょうか。

または、妊娠すること自体が難しくなるかもしれません。

最近では芸能人のニュースなどで、女優の方が36歳や37歳で妊娠・出産というのも良く聞きます。こういうニュースを見聞きすると、「まだ私も大丈夫」と言う風に思ってしまいがちです。

しかし高齢になってくるとやはり妊娠力は落ちてきますし、誰でもが簡単に35歳を過ぎて妊娠できる訳ではありません。

私が不妊治療を始めたのは31歳の時で、そこから結果がでるのに5年の月日を要しました。結婚し、子供を望む気持ちがあるのであれば、少しでも不妊を疑うことがあれば3年という期間を待たず、まずは不妊の検査を受けることが妊娠への近道です。

⇒ 不妊の原因は卵子の老化にあった!卵子の老化を遅らせるために今からできることとは?

タイミング法とは?

不妊治療を扱う病院にかかり、最初にチャレンジすることになる治療は、一般的には「タイミング指導」です。この「タイミング指導」について、少し説明します。女性は月に一度排卵が起こり、その排卵日付近に性交渉を持つことで妊娠する確率があがります。

しかし実際にはこの「排卵日」を特定するということは、結構難しいものです。自己流でやってみても中々妊娠に至らない場合、病院にて排卵日を特定してもらう事が出来ます。

病院では超音波エコーにて卵胞の大きさを測定し、その大きさから排卵日を特定することができます。排卵日がわかれば、その日に性交渉を持つよう指示されます。

これが病院で行われるタイミング指導法です。上記の通り、タイミング指導法は病院にて妊娠し易い日を教えてもらえるだけで、あとの経過は自然妊娠と何ら変わりはありません。

⇒ タイミング法のやり方と必要な物は?費用はどれくらい?

30代・40代でのタイミング法は難しい?

上記の通り、タイミング指導法というのは、ほとんど自然妊娠と変わりがないことがわかりました。

不妊治療の一番最初のステップは、このタイミング指導法であると書きましたが、例外もあります。不妊治療を受けることになると、一番最初に男女ともに不妊の検査を受けることになります。

不妊検査にはたくさんの項目があり、そこで何かしら問題があれば、それに即した治療を受けることになりますが、これといって問題が見受けられない場合にはタイミング指導から治療が始まることになります。

しかし、治療を受ける方の年齢が高齢になればなるほど、最初の段階を飛ばしてより高度な治療からスタートすることになります

男女ともに高齢になるほど、妊娠率が下がってしまうのは良く知られていることです。

タイミング法も、ほとんど自然妊娠と変わらないのであれば、高齢では妊娠率は決して高くはないでしょう。不妊治療は自由診療です。仮に病院側から年齢を理由に、最初から高度な治療法を勧められたとしても、納得ができないのであればタイミング指導法からスタートすることもできます。

しかし1~2回ほどチャレンジしてみて、結果が出ない場合は早めにステップアップすることを検討した方が得策かも知れません。自分の考えをしっかりと伝え、納得した形で治療を受けられると良いですね。

⇒ タイミング法は病院で相談するべき?独自でやっても大丈夫?