タイミング法

不妊治療をしていると、あれはやっても良いのか、これはダメなのでは?と、普段何気なく行っている行動のひとつひとつが気になってきます。

明らかにNGな行為もあれば、「少しくらいなら大丈夫かも」と判断に迷うことも出てくるかもしれません。

私が不妊治療を行っている最中も、ちょっとしたことが気になったり、少しでも良い経過を迎えたいがために、普段の行動で判断に迷うことが多々ありました。

そんななか、気になったことの一つに、不妊治療中の「運動」はどうすれば良いのか、という事がありました。何となく漠然と、不妊治療中は安静にしておく方が良い結果が得られるような気がしていたのです。

では実際に不妊治療中に運動する事はどうなのでしょうか?今回はタイミング法を実践中の運動の可否について書いてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

病院で行われるタイミング法とは?

まず、タイミング法について、私が過去に病院で受けた治療内容を簡単に説明します。不妊治療の第一のステップとしてほとんどの人が受けるのが、タイミング指導法です。

⇒ 3段階の不妊治療を理解しよう:タイミング法・人工授精・生殖補助医療技術(体外受精・顕微授精)

女性は月に一度排卵が起こり、その排卵日に合わせて性交渉を持つこと(タイミング法)で授精・妊娠の確率が上がります。排卵日を特定し、性交渉を持つ日程を指示してくれるのが病院でのタイミング指導法となります。

ただ、この「タイミング法」は自分で行う事も出来ます。その場合は基礎体温や排卵日検査薬などを用いて排卵日を予測することになるのですが、慣れないうちは判断が難しく精度に欠けます。

正しく、より正確に排卵日を知りたい場合には、やはり病院での検査を受けることが必要になってくるでしょう。

病院では、基礎体温のほかに超音波エコーなどを用いて卵胞の大きさを測定し、その卵胞の成長具合などから排卵日を特定します。尚、必要があれば排卵誘発剤や黄体ホルモン剤、HCG・HMG注射などの薬剤治療も合わせて受けることになります。

タイミング指導法での治療中の運動について

病院で受けるタイミング指導法について、上記によりだいたいどんなものなのか、お分かりいただけたと思います。不妊治療の中でも最もハードルが低く、受けやすい治療であるタイミング指導法ですが、治療内容をみればわかるように、病院側からは性交渉を持つ日程の指示を受けるだけで、あとの経過については自然に妊娠に至る場合と何ら変わりはありません。

「不妊治療」とは言っても、ほぼ自然妊娠での経過と同じであると言えます。そこで、タイミング指導治療中の運動について考えてみます。先ほども書いたように、病院で受けるタイミング指導法と言うのは自然に妊娠に至る場合と変わりがありません。

では、自然に妊娠に至る場合を考えた時、「妊娠を考えているのだから、運動を控えよう」となるでしょうか?または医師などから、「運動してはいけない」と注意を受けることがあるでしょうか?そんなことはないはずです。実際に私がタイミング指導にて治療を受けている時も、そのような注意をされたことはありませんでした。

適度な運動はむしろ積極的に!

不妊の要素としてよく言われていることの一つに、体の「冷え」の問題があります。体が冷えていると妊娠しにくい状態である、と言う風に言われるのですが、その対策として適度な運動をすることをお勧めしています。

人間は運動不足になると、筋肉が落ち、それに伴い代謝も落ち、血行不良が起こり冷えを招くことになります。私も妊活を始める前は極端な運動不足で、「隠れ冷え性」という状態でもありました。

適度な運動は爽快感をもたらしてくれるだけでなく、冷えの解消や体質の改善にも一役買ってくれます。冷えや体質が改善されれば、より妊娠し易い身体へとなっていくでしょう。このことからも、治療中であっても適度な運動を日常に取り入れることは、むしろ好ましいと思われます。ただし、体が壊れるほどのハードな運動を行うことは避けた方良いでしょう。