生理不順 タイミング法

基礎体温をつけていると、自分の生理周期が分かってきます。通常、正常な生理周期は25~38日程度です。それよりも短かったり長かったりする場合は、生理不順という事になります。

⇒ タイミング法の成功確率をアップする基礎体温の取り方

様々な要因で起こりうる生理不順ですが、特に妊娠を望む女性にとって、その状態が好ましくないという事は、なんとなく想像がつくと思います。生理不順があると排卵日の予測が難しく、それゆえ正常な方に比べると妊娠の確率は落ちてしまうかも知れません。

生理不順の方であっても、不妊治療の病院にて排卵日を特定してもらい、タイミング法にチャレンジすることはできます。その場合、どういった治療を受けることになるのでしょうか、下記にまとめてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

なぜ生理不順だと妊娠しにくい?

通常基礎体温を付けていると、そのグラフは2層に分かれていて、低温期と高温期と呼ばれる層が現れます。低温期から高温期に移行する際に排卵が起こり、その時に性交渉を持つことで妊娠の可能性が高くなります。

正常な生理周期を持っている方であれば、生理開始後14日前後が排卵日という事になります。

先ほど、低温期から高温期に移行する際に排卵が起こると書きましたが、これには個人差があり、低温期の終わりの日に排卵する人がいれば、高温期に入って2日後に排卵する人も居ます。

いずれにしても、正常な生理周期があり毎日基礎体温を付けていれば、だいたいの排卵日の予測はつくはずです。

しかし、生理不順の方ではそうはいきません。上記の通り、排卵日の予測は個人で行うと2~3日以内など、幅があります。生理不順の方の場合はもっと予測が難しく、個人でタイミング法を行う場合、正常な生理周期を持っている方に比べると排卵のタイミングが読みにくい分、妊娠の可能性は低くなってくるかも知れません。

⇒ タイミング法 排卵日がいつかを予測するには?

病院でのタイミング法、生理不順の人は?

生理不順の方では、排卵日の予測が難しい分妊娠の確率も、正常な生理周期を持っている人より低い可能性があることが分かりました。そういった人が病院でのタイミング法を受けることにより、妊娠することは可能でしょうか。

先ほど、生理不順の方は排卵日の予測が難しいと書きました。これは、個人でタイミング法を行う場合、基準になるのが基礎体温表だけになるからです。

病院では、基礎体温表のほかに、超音波エコーを用いて卵胞の大きさを測定することで、排卵日を特定することができます。

女性の体内では卵巣の中で卵胞が発育し、ある程度の大きさまで成長すると卵胞から排卵が起こります。通常卵胞の大きさが20mm前後で排卵が起こると言われています。超音波エコーにより卵胞の大きさを確認することで、排卵日が特定できるため、生理不順の方であっても十分タイミング法にて妊娠することは可能です。

ただし、生理周期が短いという方は、排卵が起こってない(無排卵)ことが考えられます。無排卵の状態では、妊娠することはとても難しくなります。その場合、排卵誘発剤などの薬剤を用いて治療することになるでしょう。

妊娠の確率を上げるためにできること!

生理不順であっても、排卵がきちんと有ることが確認でき、排卵日が特定できるのであれば、タイミング法にて妊娠することは十分可能です。

さらに少しでも妊娠の確率を上げたいという事であれば、やはり生理不順の原因を知り、改善することが必要となるでしょう。生理不順になる原因は様々です。

ストレスだったり、やせ過ぎ、太り過ぎ、睡眠不足、生活の乱れなどなど・・・。日常の生活で少し気を付ければ、改善できることもあるはずです。

また、生理不順の改善は妊活にもつながります。健康的な食事、生活は健全な肉体を作ってくれます。そういった生活をすることで、自然と妊娠し易い身体も作られてきます。

生理不順だからと言って、「妊娠しにくい」と決めつけるのではなく、原因がわかるのであれば少しでも改善できるよう努力し、日々の生活を改め、妊娠し易い身体を作ることが大事です。