タイミング法 保険適用

「不妊治療は高い!」というイメージを漠然と持っていませんか?もちろん、高額な治療もあります。

しかし、不妊治療には段階があり、最初の方のステップで妊娠することができたのであれば、さほど家計を圧迫することも無く、想像していたものよりも低予算で治療を受けられるでしょう。

また、不妊治療が高額であるというイメージを抱く理由として、「すべての治療に保険が適用されないのでは?」という事があると思います。

保険が適用されれば3割負担で済みますが、適用されなければ全額自費という事になります。その差はとても大きいですよね。

今回は不妊治療の一番最初の段階である「タイミング法」について、保険が適用されるのか、また、医療費控除の対象になるのか等についてまとめてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

タイミング法、どんな治療?

不妊治療を受けることになると、まず行われるのは不妊検査です。男女ともに不妊の要素がないか、色んな検査を受けることになります(女性の方が検査内容は多いです)。

検査を受け、特に問題が見つからなければ、まず最初にスタートする治療がタイミング法になります。

タイミング法とは、排卵日を病院で特定してもらい、性交渉を持つ日程を指示してもらうことで、妊娠の確率を上げる方法です。

病院では排卵日を特定するために、超音波エコーを使って卵胞の大きさを測定します。通常20mm前後まで卵胞が育つと、排卵が起こります。

ですので、排卵日付近に何度か通院し、エコーで卵胞をチェックし、排卵日を特定する必要があります。

通常、毎月きちんと排卵が起こり、基礎体温にも問題がなければ卵胞チェックのみで通院が終わる事になりますが(病院にもよります)、排卵障害や黄体機能不全などの問題がある場合には、薬剤治療などが追加されることになります。

病院でのタイミング法、保険は適用される?

上記にて不妊治療でまず行われるのは、不妊検査であると書きました。不妊検査には様々な項目があり、また、病院によっても調べる項目は多少変わってきます。

この不妊検査の項目には、保険適用、適用外のものがあり、私が初診で受けた病院では10項目中2項目ほどが保険適用外の検査のため自費でした。

では、タイミング法の治療費に関してはどうでしょうか。タイミング法では、上記の通り卵胞の大きさをチェックをするために超音波エコーを使用します。通常1~3回ほどチェックすることになりますが、その都度超音波エコーにて調べます。

この超音波エコーでの検査は回数によって保険適用、適用外となります。通常1周期の治療で、1回目の超音波エコー検査は保険適用ですが、次からは適用外となるようです。

その他、薬剤治療が追加される場合、基本的にタイミング法で使われる薬剤に関しては保険が適用されます。

以上まとめると、卵胞チェックの回数が増えると自費診療が増えますが、基本的にタイミング法ではほぼ保険適用にて治療を受けられことになります。治療明細などで費用に疑問がある場合は、質問すれば教えてくれますので、きちんと確認しましょう。

タイミング法の医療費は医療費控除の対象になる?

タイミング法での治療は、ほとんどが保険適用になるため、そこまで高額の医療費はかかりません。1周期、だいたい5000円前後で治療が受けられるはずです(最初の不妊検査は含めません)。

仮に5000円の治療を毎月受けるとなると、1年で6万円の医療費がかかることになります。この場合、医療費控除は受けられるのでしょうか。

まず、不妊治療について、不妊治療は医療費控除の対象となります。続いて金額について、医療費控除で申請ができるのは、簡単に言えば年間に医療費としてかかった費用が10万円を超える場合です。

上記、タイミング治療のみでは年間10万円の医療費がかかることは、まずないでしょう。しかし、医療費控除では通院にかかるバスや電車などの交通費も含めてかまいません(自家用車のガソリン代や駐車場代金は含まれません)。

そして、生計を共にする家族の医療費も合算できますので、夫婦合わせて年間10万円以上の医療費がかかったということであれば、申請することができます。ひとまず、領収書関係はすべて捨てずに取って置き、申請ができるのであれば利用しない手はありません。

⇒ タイミング法は病院で相談するべき?独自でやっても大丈夫?