タイミング法 治療

「不妊治療」と聞くと、どのようなイメージを持っているでしょうか。一般的に、不妊治療は高額であるようなイメージがあると思いますし、私もそのように思っていました。

不妊治療には保険が適用されるもの、されないものがあり、適用されない治療に関しては全額自己負担となりますので、当然高額になってきます。

⇒ タイミング法は保険適用外?医療費控除は?

不妊治療を受けたくても、治療の内容や金額のことが気になって、なかなか踏み出せないという事があるかもしれません。

そこで今回は、不妊治療でも一番最初の段階である「タイミング法治療」に関して、治療の流れや費用等について下記にまとめてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

タイミング法とは?どんな流れ?

不妊治療を始めることになると、たいていの人が最初に病院から勧められる治療法が「タイミング法」となります。タイミング法とは、女性の排卵のタイミングに合わせて性交渉を持ち、妊娠の確率を上げる方法のことです。

基礎体温を付けていれば、大体の排卵日を予測することが可能であるので、個人でもタイミング法を実践することは可能です。し

かし病院でのタイミング治療では、排卵日予測の精度が変わってきます。以下に私が過去受けたタイミング治療の流れについて、書いてみました。

基礎体温を付けていれば、それをもとに大体の排卵日を確認し、排卵日と思われる数日前に通院の指示があります。

だいたい月経開始14日前後に排卵日を迎えることが多いので、月経開始から10日後前後に通院することになるでしょう。排卵日前の通院では、超音波エコーを用いて卵胞のチェックを行います。排卵が起こる卵胞の大きさは、だいたい18~22mm前後となっています。1日に1.5~2mmほど卵胞は成長しますので、最初の卵胞チェックで14mmだったとすると、2日後くらいに再度チェックを行い、排卵日を特定していきます。

排卵日が特定されれば、医師より性交渉を持つ日程が指定され、指示に沿って実践します。

追加で行われる治療

タイミング法での大体の流れは上記の通りですが、患者個人の症状に合わせて薬が処方されたり、注射の追加が生じたりします。

例えば、卵胞の育ちが悪く排卵障害があるような人には、排卵誘発剤が処方されます。良く処方されるのはクロミッドと呼ばれる排卵誘発剤で、だいたい月経開始3日目くらいから服用を開始し、5日間ほど続けます。

クロミッドを服用すると、良質で大きな卵胞が育ちます。育った卵胞に対し、確実に排卵を起こさせたり、排卵時期のコントロールのためにHCGと言う注射を受けることがあります。

この注射には排卵を促す効果があり、投与後24~36時間以内に排卵が起こるため、タイミング法では良く使用されています。

⇒ HCG注射後のタイミング法はいつが最適?

排卵が起これば、授精、着床という過程を進んで妊娠成立となりますが、着床を手助けしてくれる薬という事で、黄体ホルモン補充薬も良く処方されることがあります。私が処方されていたのはルトラールという黄体ホルモン補充薬で、主に子宮内膜を厚くしてくれたり、高温期を維持するという目的で服用を指示されていました。

⇒ タイミング法に使われるルトラールの効果や副作用は?服用タイミングは?

タイミング法、1周期の費用は?

上記にて治療の流れや、使われる可能性のある薬剤について書いてきました。では、これらの治療を受けた時、1回の周期で必要になる費用はどれくらいになるでしょうか。

まずはタイミング法が保険適用される治療なのかどうかで、金額は大きく変わってくるでしょう。結論から言うと、タイミング法はほとんどのところで保険が適用される治療となります。

診察、卵胞のチェック、薬剤の投与、薬の処方を合わせても1周期5千円~1万円ほどあれば治療が受けられます。先ほどほとんどのところで、と書きましたが、自費になる部分もあります。

それは卵胞チェックでの超音波エコー検査になります。ひと月や1周期で何度までが保険適用で、それ以降は自費というように、受ける回数によって費用が変わってきます。自費での検査となると、一回につき3千~4千円ほどかかります。

タイミング法では超音波エコー検査が増えると、その分料金も高くなっていきます。多くかかっても1回の周期で1万5千円程度の費用で、治療が受けられるという事になります。

タイミング法は不妊治療とは言っても、ほとんど自然妊娠で授かる場合と変わりません。治療自体も受けやすく、費用に関しても比較的安価に受けられるため、挑戦し易い治療と言えるでしょう。