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二人目不妊、三人目不妊という言葉があります。一人目(二人目)は何も苦労せずに自然に授かれたのに、二人目、三人目に中々恵まれない状況を言います。

二人目不妊というのは良く聞くかも知れませんが、三人目不妊となるとどうでしょう?不妊に悩む人が多くなっている現在の日本においては、三人目不妊なんて贅沢だ!と思う人もいるかも知れません。

しかし、当の本人たちにとっては大変深刻な問題で、一人目、二人目はすぐに授かれたのに、三人目はどうしてできないのか、と悩んでしまうことになります。

原因は様々あるでしょうが、治療を受ける事で授かる事ができるのであれば、挑戦してみる価値はあります。今回は、三人目が中々出来ない!三人目不妊の原因や治療法について考えてみました。

妊活は女性だけの問題ではありません!男性の理解と協力が必要です。

不妊について考える

現在の日本において不妊で悩んでいる夫婦はとても多く、6~7組に1組は何らかの治療を受けていると言われています。

不妊症と一口に言っても原因は様々ですが、昨今の日本においては、子供を望む夫婦の高齢化が一つの大きな要因となっています。近年の日本においては、女性の社会進出の影響を受け、晩婚化、晩産化が急速に進んでいるというのが現状で、女性が35歳を過ぎて初産を迎えるということも珍しいことではなくなりました。

しかし妊娠する力というのは、男女共に加齢に伴って落ちていきます。それは体が衰えて行くのと同時に、精子や卵子にも老化がみられるからです。

実際の年齢と共に老化した精子や卵子は、授精能力が落ち、授精したとしても流産率が高くなってしまいます。もちろん年齢だけが不妊の原因ではありませんが、大きな要因となっているのは確かです。

また、若くても妊娠出来ないという人たちも沢山いて、男性側に不妊の原因があることもあります。妊娠や出産に関しては、女性側の問題と思われがちですが、不妊の原因の約半数は男性由来のものと言われています。

一年間、避妊をせずに夫婦生活を持って妊娠しなければ、不妊症であると言われています。すこしでも思い当たる節があれば、まずは不妊の検査を受ける事から始めるべきでしょう。

⇒ 卵子は日々老化しているという事実!自分の卵巣年齢を知る方法とは?

三人目不妊、考えられる事は?

子供は二人欲しい、三人欲しい、など、理想や思い描く家族像は、みんなそれぞれです。中々一人目も授かれない人からしてみれば、二人目、三人目不妊は贅沢な悩みの様にも感じます。しかし当人たちからしてみれば、子供に兄妹を作ってあげたい、男の子もしくは女の子が欲しいなど、切実な願いなのです。

⇒ タイミング法での男女の産み分けは可能?

また、一人目、二人目と順調に妊娠・出産出来たのに、三人目ができない、授かれないとなると、これまでの経緯が順調だっただけに、なぜできないのかと思い悩むことになります。三人目が中々授かれない原因には、下記の様な事が考えられるのではないでしょうか。

夫婦の加齢

まず思い当たるのは夫婦の加齢についてです。上記にて触れたとおり、不妊の原因としても加齢、老化が要因というのはとても多くなっています。

三人目不妊では、2人目までを産み育て、三人目を欲した時には夫婦の年齢がそれに応じて上がっているため、卵子や精子の老化が影響し、妊娠し難くなっていると考えられます。

不妊の要素

一人目、二人目から時間が空いてしまった場合などは、非妊娠期間中に不妊になる要素が出てきた事が考えられます。

例えば成人女性の3割近くが持っていると言われる子宮筋腫について、出来た場所や大きさによっては不妊の原因となります。気がつかないうちにこういった不妊の原因となる病気にかかっている事も考えられます。

⇒ 子宮筋腫持ちでも妊娠・出産は可能か?

過去の出産の影響

過去の出産において、何らかのトラブルがあった場合には、その後の妊娠に影響する事があります。例えば、出産時に出血量が多かったり、感染症を起こしていた場合などです。

出産時のトラブルが原因で内臓に癒着が生じた場合、卵管周辺を巻き込んでしまっていると、卵管癒着が起こっている可能性が有り、卵管の癒着は不妊の原因となります。

上記以外にも原因として考えられることはありますが、自分たちで特定する事は困難でしょう。また、病院などを受診して原因が見つかったとなると、それに対応した治療が必要になってきます。

三人目不妊、その治療法とは?

基本的に一人目不妊も、三人目不妊も、治療のスタートは同じで、まずは原因を調べるために一通りの不妊検査を受ける必要があります。不妊の検査は女性だけでなく、男性パートナーも一緒に受けるべきでしょう。

検査の結果、排卵障害であったり、ホルモンバランスの乱れであったり、原因として考えられる事象が見つかれば、それに対応した治療をすることで十分妊娠する可能性はあります。

中には、卵管の詰まり、癒着や、子宮筋腫などが発覚し、それが不妊の原因と考えられる場合には、治療として手術が必要になることもあります。

また、年齢的に余裕がなかったり、自然妊娠が難しい状態であれば、最初から高度な生殖医療(体外授精など)を受けることも考えなければならないでしょう。

不妊治療を受けることになった場合、原因に対して行われる治療方法は、一人目不妊でも三人目不妊でも大差はありません。しかし不妊治療は女性の体のリズムに合わせて受診することが多いものであり、通院回数も多い事があるため一人目、二人目がまだ小さい場合、同行することを考えると通院すること自体がとても大変になるでしょう。

また高度な生殖医療を受けることになると費用も高額になるため、予算の計画も必要になってくるでしょう。

三人目が欲しいけれど中々授かれない三人目不妊になってしまったと考えられる場合、まずは夫婦揃って不妊検査を受け原因を探しましょう。原因が見つからなかったり、高度な生殖医療に挑戦する事になった場合、治療が長期化する可能性も理解しておかなければいけません。

一人目不妊の時とは違った治療上の大変さがある事をきちんと理解し、不妊治療を受ける、受けないという選択をする事が大事ではないでしょうか。